ー日常ー

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「もう、お兄ちゃんのせいでご飯冷めちゃったじゃん……」 しゅんっとうなだれるしゆみだが、仕方ないじゃないか、二度寝はジャスティスなのだから なんてバカを言いながら朝食を頬張る。 ちなみに、あの後はしゆみに顔面を踏まれ、嫌でも起きざるを得ない事態になった為に起きることとなった まあ……結局は登校日だし、起きなければならないのだが 「あ、そうそう、今日は大丈夫なの?」 「え? あー、大丈夫かな、カイチョーぽい、お兄ちゃんは?」 「すこぶる元気」 そう言い、わざとらしく無い力こぶを作って見せる それに対してしゆみは笑顔を見せてくれる この会話も慣れたもんだよな 何気ない健康確認だけど というのも、僕としゆみはよく分からない体の体質をしていて、急に体調を崩すのはザラ。 毎日の体調確認はもはや日課としていた。 「って、お兄ちゃん、早く食べてよ! 学校学校!」 「ん、ああ、わかってる」 しゆみに急かされながら箸を進める 時計を見れば確かに余裕たっぷりな時間じゃないな ちょい急がないと。
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