少年

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―――魔法学園裏闘技場――― 「今日こそは、絶対勝つ!!」 「今日もBランクとDランクの差、見せてやるよ!」 腹減った… 朝飯、食ってねぇから… 一瞬で終わらす!! 「トウギジョウ、スタンバイオッケー」 闘技場ならではの実況が聞こえる… 「「魔導書オープン!!」」 そう、大声で叫ぶと、目の前に、魔法の輪、通称、「魔法輪」が出てくる。 魔法輪とは、魔力で覆われている、輪のことだ。 その魔法輪の真ん中から、辞書ぐらいの本、通称、「魔導書」が出てくる。 魔導書を開き、魔法を唱える。 ここまでの時間がほんっと長い… 短縮する方法はある。 だけど…それは、「魔法陣」と言って、それを使えるのは、神に選ばれたものだけ… なんかひどくね?(笑)
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