―prologue―

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『みぃちゃん 必ず迎えにいくから』 『ホンマに…?』 『だから泣いたらあかんよ?』 明け方。 懐かしい夢をみた。 ずっと昔小学生のころから 大好きだった侑(ゆう)くん…。 中1の冬に引っ越して必ず迎えに来るからと約束してくれたのに。 どんなに待っていても もう迎えには来てくれない。 彼は天国にいってしまったから…。 アタシの初恋のひと。 今でも彼が忘れられないってアタシどこか変なのかな…?
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