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「私は今までずっと他のアンドロイドと同等に扱われてきたから」
「そっ…か…」
超絶なスピードで、ダンス広場まで移動。
広場っていったら、木がたくさん生えてて、緑のある公園って感じじゃけど、やっぱりシティの広場は違った。
遠近感の錯覚を覚えるような、白黒で殺風景な空間。
ただ真ん中に丸い透明な囲いがある。どうやらあそこがダンスステージらしい。
「要は、音楽に合わせて体を動かすだけ。ちょっと計算すれば誰でもすぐにできるから大丈夫」
ダンスって計算するもんなん!?
って、今更のっちに言うのも馬鹿馬鹿しい。
のっちにとって、計算がシティの全てを占めてるんだから。
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