異常な現実

異常発生

毎日、同じ会話を交わしている。

いったい今日で何回目なのだろう。

と、ジュースを買う店は何処にあるんだったかな？

近頃、デパートが出来てしまったためにこの近所にあった商店がつぶれてしまった。

そう言うわけで、俺は一面田んぼの田舎道をこうして歩いている。

「ちょっと、そこの人」

小さいバス停まで来たとき、突然後ろから声をかけられた。

いや、ここは田舎道・・・それも過疎化で人口がかなり減っている。

人口密度最下位異の地区といってもいい。

そんな地区で、俺は話かけられる覚えはない。