双子

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   しかしベンツは走っても走っても月につくことはありません。 「そりゃ空飛ばないと無理だろうね」  朝音はたまらず突っ込んだ。  とうとうしびれを切らしたべっぴんさんはベンツを箱乗りし、おそれられる族の編成をしたのです。 「族かい!」  朝音はついつい突っ込まずに入られなかった。  こうしてできたのが、中部連合『おいとまします』だったのでした。  おしまい。
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