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「凄い人達でしたね」
俺に話しかけてきたのは、ギルドの受け付けをしているハルナだ。
「そうだな」
ハルナの言葉に俺は同意した。
「でも、何で水晶玉が割れたんでしょうね?」
「ヒナツの魔力に水晶玉が耐えられなくて割れたんだ」
「えっ!それってどういうことですか?」
ハルナは驚いていた。
「簡単に言うと、ヒナツの魔力値は水晶玉じゃ、測れない程多いと言うことだ」
俺が答えてやると。
「あの子、これから大変ですね」
ハルナが悲しそうに言った。
「そうだな」
彼女のこれからの人生を考えると、俺はただ答える事しか出来なかった。
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