始まり

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俺は目を覚ましたら、真っ白い空間にいた、空も、周りも、地面も白くて、小さな男の子が一人居る以外は本当に何も無い。 俺は男の子の近くに行くと。 「アッハッハッハッハッハッ お前最高じゃ!気に入った、だからだから別の世界でもう一度やり直せ!」 男の子がいきなり訳分からん事言い出した。 「え~と、ちょっと待ってくれない」 「何じゃ?」 男の子が聞き返してくれたから、話は聞いてくれるみたいだ。 「ちょっとボク、良かったら、お兄さんにここがどこだか教えてくれないかな?」 「ボク言うなガキ!」 質問したらいきなりキレられたら。 近づいてみたら笑ってるし、いきなり分け分からん事言い出すし、場所聞いたらキレられたら、最近の若い子マジ怖い(泣) 「頭、大丈夫?」 「失礼な!神に向かって何て口を聞くんじゃ!無礼者!」 人が心配して聞いてみたら、自分の事を神様だと言いだしたよ、逆にここまでイってると笑えてくるね。 たまに居るよね、自分が周りと違って特別だと思ってる痛い子。 かくゆう俺も自分が特別だと思ってた時期もあったな~。 あの頃は痛かった、マジでナ○トみたいに自分の中に何か眠ってると信じてたからな、今思い出すと…ヤベッ、目から汗が出てきた。 「おい、どうしたのじゃ!どこか痛い場所でもあるのか!?」 俺が泣いて居ると、男の子が心配してくれた。 どこが痛いか?あえて言うなら心が痛い。 心配してくれた事にお礼を言おうと、男の子の方を見ると。 身長120cm位でサラサラとした黒髪を肩位まで伸ばした、パッチリとした黒い目と幼さが残る中性的な顔立ちをしていて…ヤベェ可愛いちょっと待って、マジ男の子!? 「ねぇ、男の子?」 「戯け!神に性別何て有るか!」 まだ言ってるよこの子、でも可愛いから許す。 逆に自分が神様だと思ってるとこが逆に萌える。 「じゃあ、君は男の子か女の子どちらをモデルにしたの?」 「男じゃ!」 はい、男の子でした!元気な男の娘でした!ヤベェ俺確かショタ興味無いはずなのに何でこんなにテンション上がってんの!? 少し落ち着け俺!一回深呼吸、スゥーハァースゥーハァー良し落ち着いた。 まずここがどこか聞かないと。 「ねぇここがどこだか知ってる」 俺が落ち着いた口調でゆっくりと言うと。 「天界じゃ!」 「天界?」 俺が聞き返すと、男の子が答えてくれた。
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