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「確かにそれも良いかもな」
俺が答えると、ぱぁぁと明るい笑顔になった、マジかわぇぇ、でも。
「だが断る」
その一言を聞いて、男の子は凄く悲しい顔をした、ヤベェ可愛い。
俺Sに目覚めちゃいそう。
「儂と一緒にいるのが嫌なのか?」
「嫌じゃ無いよ、むしろ君みたな子なら一緒に居たい」
「なら何でじゃ!」
半泣きで怒った顔、カワェェ!ちょっと、この子は俺を殺す気!
萌死にさせる気!
「俺は一回死んだ、しかも自殺した、だからもう一度人生をやり直せる機会を君から貰って、嬉しかった。
だから決めたんだ、今度は好きなように生きようってね」
俺が出来る限り優しい声で言うと。
「…分かったのじゃ」
「だから、異世界で一緒に暮らさない?」
「えっ!?」
男の子可愛いな~、何でこんなに萌えんだろ?
「俺と一緒に暮らさない?」
俺はもう一度はっきりと言った。
「無理じゃ」
「何で!?俺のこと嫌い?」
「違うのじゃ、…出来たら儂も一緒に居たい」
「じゃあ、何で?」
「儂は神何じゃ」
男の子は、俺の目を見てはっきりとした口調で言った。
「どうして神だと、無理なの?」
「仕事がたまるのじゃ」
「えっ」
「だから、儂が居ないと仕事がたまるのじゃ」
この子、アホな子なの!?可愛いから良いけど、絶対アホな子だよ!
「君は神様何だよね?」
「そうじゃ!」
「偉いんだよね?」
「儂は世界を作った神だから、一番偉いのじゃ!」
「部下は居る?」
「一杯居るのじゃ!」
この子、気づいて無いよ、バカな子だ。
でも逆にそこが良い!!
「なら、仕事をみんなに手伝ってもらえば良いんじゃない?」
「あっ!」
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