始まり

7/8
前へ
/38ページ
次へ
ほら、やっぱり気づいて無かった! あ~もう我慢できない! 俺は男の子を抱きしめた。 「っな」 抱きしめられた男の子は、顔が真っ赤になって驚いていて、うん!鼻血出そう だって、この子だ着心地良いんだよ!良い匂いするし、暖かいし、柔らかいんだよ!もう離したくありません! 「あの~いつまで抱きついているんじゃ?」 「っあ、ごめん、嫌だった?」 俺は名残惜しいけどしょうがなく離れると、男の子悲しそうな顔でこっちを見てきて 「嫌じゃない、ただ少し恥ずかしかっただけじゃ」 あ~もうこの子ったら、もう駄目!理性?何それ?旨いの? あ~もう我慢できない! 「ありがとう」 男の子の一言でどっかに行っていた理性が戻ってきた。 「でも儂はここから出れないんじゃ」 「何で!?」 驚きつつ、理由を男の子に尋ねた。 「儂は神なんじゃ、だから儂以外に儂の代わりなどいないのじゃ」 男の子は、しっかりと俺の目を見て言った 俺は、男の子を見て。 「じゃあ、諦めるか」 嫌だけど、こんな可愛い子と会えなくなる何て嫌だけど、諦めた。 「だから、儂と使い魔の契約を結ぶのじゃ!」 ヤバい、話しの筋すっ飛ばして、いきなり結論!?でも可愛いから許す! 「使い魔って?」 男の子に尋ねると 「使い魔とは主従関係を結ぶ事じゃ! 主が必要な時に呼び出す事が出来るんじゃ!」 マジで!?何時でも何処でも、男の子を呼べんの!? ヤベェ、テンション上がりっぱなし何ですけど! 「ありがとう、でも俺は嫌だな」 「何でじゃ!」 悲しそうな顔する男の子、テラカワユス 「俺は君と対等で居たいんだ、友達に上下関係何て無いでしょ」 男の子は一瞬驚いた顔をした後、いきなり泣き出した。 ヤベェめちゃ萌える、だけど俺何かまずい事言ったかな? 「大丈夫?俺何かまずい事言った?」 「違うのじゃ!嬉しい、嬉しくて泣いておるのじゃ!」 …うん、もう限界、可愛すぎ 俺は男の子にキスをした 「っん!!」 男の子めちゃ驚いてる、でも顔真っ赤、マジかわぇぇ 唇柔らけ~、俺が舌を入れようとしたら、噛まれた 「酷い」 俺が痛みで涙目になりながら言うと 「すまん、少し驚いただけじゃ、気にするな……それに少し嬉しかったしな」 最後の方かなり小さな声で言っていたが、俺にはバッチリ聞こえています!
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

274人が本棚に入れています
本棚に追加