01.12月1日

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「そ、そうですか……何だかよく解りませんが、貴方の御役に立てたのなら良かったですわ」 「それから、その強盗の首謀者について何か解って、俺に何か出来る事があったら、いつでも俺に言ってくれよ。少しだけど、力になれると思うからさ」 「解りましたわ。覚えておきます」 「そっか、それは良かった。それじゃあ、俺はもう生徒会室に行かないといけないから」 「ええ、それではまたの機会に」 「ああ、それじゃあな、西園寺さん」 翔太と楓――二人は互いに手を振り合って笑みを交わす。 それから、二人は互いに別の方向へと歩みを開始するのだった。
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