日常

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俺の名前は原口 拓也。付き合って半年の彼氏がいる。 そいつは俺より2つ年上で顔は怖いけど格好良い。 甘党だし、家事料理全般出来るっていう意外なギャップもあって結構モテると聞く。 …俺としては自慢な彼氏だけど少し嫉妬する。なんて絶対言わねーけど。 「…たく、朝だよ。そろそろ起きねーと遅刻するだろ。」 毎朝恋人の森野 史明の声で目が覚める。 因みにたくってのはあだ名で、恋人しか呼べない特別なあだ名。史明にも特別なあだ名があり、俺はフミって呼んでる。 「……んー…。」 まだ起きたくなくて唸りながら布団に潜り込む。 「……起きねーとキスするけど?」 ばっ!! キスと聞いた瞬間布団から飛び起きた。 、
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