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「朝ご飯は?」
「いらねー、時間ないし。」
靴を履き、ドアノブに手を掛けたその時…。
「…たく。忘れ物。」
史明に名前を呼ばれ振り返ると
ちゅっ
いつの間にかキスされた。
「…いってらっしゃい、たく。」
史明は柔らかな笑みを浮かべながら頭をくしゃり撫でた。俺は不意打ちなキスに一気に赤面。
新婚夫婦みたいなシチュエーション…
恥ずかしくて急いで家を出た。
まーでも、こんな日常も悪くない…かな。
、
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