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川д川「夢、か」
――憧れの職業とかしたいこととかを夢っていうらしいんだ
――僕?僕の夢はね―
川д川「―っは…」
そうだ、夢というのはそういうものだった気がする
憧れの職業、舞台女優
…うん、無理そう
川д川「声は小さいし
体力ないし
怖いし………」
まだ中学生なんだから、そんなに深く考えなくたっていいよね
そう叶わないだろう夢を思いながら毎日、自分なりに努力していたら
いつの間にか3年生、受験シーズン真っ盛り
行きたい高校なんてないし、みんなと同じようなところにしようと
思っていました
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