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「新羅びびりすぎぃー」
臨也が笑いながら僕にいってきた。くそーバカにしやがってー!
なんとかして臨也をおどかせてやろうと考えた。
結果...。
「...んぎゃぁぁあ!?」
臨也は隣を歩いていた静雄におもいっきり抱き着いたどうやら大成功らしい。
「どうした?臨也?!」
「手前、なに抱き着いてやがんだ!きもちわりぃ!」
「だ、だって今足...捕まれた...」
余程怖かったのか泣きそうな顔をして未だに静雄に抱き着いて離れようとしない。それをみて笑いをこらえる。
静雄は臨也の話を聞いてそうか、と納得するように臨也の頭を撫でた...え?
静雄が臨也の頭を撫でている...?!!!
まぁいいや、あえて触れないでおこう。
「もうすぐ出口だし大丈夫だろ」
「うん...」
こうしてお化け屋敷は終わった。
このあと臨也の足をつかんだと言うことがばれたことはゆうまでもない。
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