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「何故止めたのですか?」
「いやいや、それはあなたが勝手に」
「違う」
男は速攻で否定した
「当たり前じゃないですかぁー!」
「ぇっ!」
「繰り返して!当たり前じゃないですかぁー!」
「ぁ…当たり前じゃないですかー」
俺は棒読みで繰り返す
「目の前で人が死のうとしているのに!」
「め…目の前で人が死のうとしたのに」
「違う!しているのに」
「し…死のうとしてるのにー」
男は溜め息をしてうざそうに言った
「やれやれ、とんだお節介のご登場だぜ」
「いやいや、だからあなたが勝手に!」
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