prologue

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「これは・・」 俺は東の島国には観光のつもりで旅をしに来たつもりだった。 しかし目の前には炎に染まる村があった。 それだけではない,その炎の色がいびつなものだった。 『黒』の炎。 その村は黒い炎で染まっていた。 「おまえの・・おまえのせいだ!!」 「おまえが生まれなければこの村は平和のままだったんだ!!」 村のどこからか人の声が聞こえた。 俺はすぐに声のした所へと向かった。 そこにはいくつかの屍の上に一人の少年が立っていてその向こうには村人と思しき人たちが固まっていた。
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