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気恥ずかしかったが、大満足の朝ご飯を食べ終え、俺と杏雫は、俺の部屋でまったりしていた。
「ご飯おいしかった?」
「かなりな。また作ってくれよ。」
「もちろん!ていうか、将来的には毎日つくるし!」
「確かにな♪」
杏雫と釣り合うように努力しなくちゃいけないと思ってる俺だが、杏雫と結婚するって事には、全くと言っていいほど疑問を抱かなくなっていた。
「ねぇ、今日はどうする?」
「昨日はかなり歩き回ったからなぁ。今日はのんびりしたいかも。」
「そっか♪じゃ、今日は一緒にゴロゴロしてよっか!」
そう言った杏雫は、俺いきなり俺のベッドに潜り込んだ。
何してんだ?
「勇也ぁ~、早くぅ~。」
「早くって、何が?」
「とぼけてないで、早く一緒に寝ようよぉ~。」
そう言って杏雫は、1人分のスペースを作り、ポンポンとそこに来るように促した。
これ、行っていいのか?
「嫌なの?」
「なわけねぇだろ!」
よし!ここは行って大丈夫だ!
俺は、意を決して杏雫が待つベッドに潜り込んだ……
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