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「えへぇ～♪勇也ぁ～♪」
「……」
やはりというかなんというか、俺が布団に入った途端に杏雫が纏わりついてきた。
さすがにもう慣れた……訳もなく、腕に押しつけられる杏雫の胸を極力意識しないように心掛けていた。
「ねぇ勇也？」
「何だよ。」
「今日、あたしノーブラだよ？」
「はい？」
ノーブラって何ですか？
つまりあれですか？
この部屋着のパーカーの下は、下着を着けてないと？
二つの柔らかぁいお山が広がっていると？
「んのぉぉぉぉおおおお！！！！」
「ちょっと勇也！？いきなりどぅしたのよ！？」
「ノーブラノーブラノーブラノーブラノーブラノーブラ……」
「そんなにノーブラが衝撃的だったの！？エッチしたことあるのに！？」
その時は俺の意識は介在していない。
むしろいまだにヤッたということを認識できていない。
だが、今はとにかく……
「杏雫、悪いんだけど、俺のTシャツ貸してやるからパーカーの下に来てくれ……」
「え～っ！もぅ、勇也はわがままだなぁ……。」
杏雫は不満そうだったが、とりあえず着替えてくれた。
これで俺の理性は保たれるな……
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