杏雫の価値

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リビングでの騒動の後、俺と杏雫は、杏雫の希望通り俺の部屋で…… 「勇也、好き…」 「俺も杏雫が好きだぜ。」 「ん……あふ……」 例の行為に及んでいた。 恥ずかしい恥ずかしいでいつまでも拒絶してたら、全然進展しないからな。 「勇也ぁ!もっと!もっとぉ!!」 前戯の時は、真奈には聞こえないようにと声をしぼっていた杏雫だったが、今は全く気にしていないようで、隣の家まで聞こえんじゃねぇかっていうくらい声をあげていた。 まぁ気持ちはわかるけどな。 ちゃんと意識がある時にやる行為はそうとう気持ちがいい…… 「そろそろイきそう?」 「そういうこと聞くなよ。」 「って事は、そろそろなんだね♪」 「うっせ。」 強がってはみたものの、そうとうにヤバい。 いつイってもおかしくない感じだ… 「勇也……」 「ん…」 杏雫がキスするのと同時に、俺は杏雫の中で果てた……
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