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「やっぱり好きなのは杏雫だけど、真奈の事も好きだぜ？」
「「……は？」」
自分の頭の回らなさに嫌になる。
せめて妹として好きって言えば、変にこじれたりしたかっただろう……
「勇也、自分が何言ってるかわかってる？お前ら２人とも好きだぜ！どっちも付き合えよ！って言ってるようなもんだよ？」
「いや、さすがにそこまでは……」
「言ったのと同じ！」
「はい……」
今日の杏雫さん怖いです。
真奈は真奈で残念なものを見る目で俺を見てるし。
「お前ら、俺の事好きなんだよな？」
「「うん！愛してる！」」
「だったらこうしないか？俺が真奈と杏雫と１日交代でつきあって、俺が本気になれた方と結婚する。」
……何言ってんだ俺！
そんなの許されるわけないだろ！
つか結婚て！
真奈は実妹だから結婚なんて出来ませんけど！？
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