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「ただいまぁ。」
「お帰りなさい!」
家に着くと、真奈が笑顔で迎えてくれた。
中学校の方が早く終わったみたいだな。
「ねぇ、杏雫ちゃんと同じクラスだった?」
「まぁな。」
「さすが腐れ縁。別のクラスならよかったのに……」
真奈ちゃん!
聞こえてますからねぇ!
そういうのは、せめて心の中だけにしちゃもらえませんかねぇ?
「今から杏雫ちゃん来るの?」
「着替えたら来るって言ってたな。」
「ふぅ~ん。そういえば!今日進路希望調査があったんだけど、なんて書いたと思う?」
「……桜華学園。」
「おぉ~!さすがお兄ちゃん!あたしの事なら何でもわかるんだね!」
「……」
話の流れ的にこれしかないってだけなんだけどなぁ……
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