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真奈は2時間で開放されたが、俺はそういうわけにはいかなかった……
「ねぇ、変態勇也。」
「その呼び方、やめて貰えないのかな?」
「しばらくは無理。」
「そっすか……」
いつもならすぐ許してくれるんだが、今回は相当怒っていることが杏雫の態度からわかった。
未遂ではあるが、内容が内容だからなぁ。
「ねぇ、あんたは、その……あたしが同じことしたら喜んでくれるのかな?」
「同じことって?」
「だから!口で……」
「……うれしいけど?」
「じゃぁ、してあげるからベッドに横になってよ。」
「えっ?ちょっ!」
俺は、さっき真奈にされたように押し倒された。
今回は、杏雫だしいいかな?
もともともっとすごいことするつもりだったんだし……
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