最悪のスタート

16/25
前へ
/162ページ
次へ
真奈は2時間で開放されたが、俺はそういうわけにはいかなかった…… 「ねぇ、変態勇也。」 「その呼び方、やめて貰えないのかな?」 「しばらくは無理。」 「そっすか……」 いつもならすぐ許してくれるんだが、今回は相当怒っていることが杏雫の態度からわかった。 未遂ではあるが、内容が内容だからなぁ。 「ねぇ、あんたは、その……あたしが同じことしたら喜んでくれるのかな?」 「同じことって?」 「だから!口で……」 「……うれしいけど?」 「じゃぁ、してあげるからベッドに横になってよ。」 「えっ?ちょっ!」 俺は、さっき真奈にされたように押し倒された。 今回は、杏雫だしいいかな? もともともっとすごいことするつもりだったんだし……
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

635人が本棚に入れています
本棚に追加