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杏雫と正式に彼女になってから、俺の生活が若干変わった。
「お兄ちゃん!お姉ちゃん!いつまで寝てるの!?遅刻するよ!」
真奈が杏雫の事を呼ぶようになった。
んで。
「ん~!おはよ、真奈ちゃん。」
「まったく、お兄ちゃんと寝るようになってから毎日寝坊してるじゃん。」
「えへへ~、幸せすぎてさ♪」
毎日、杏雫が俺の部屋で寝るようになった。
前も何回か寝たことはあったが、やっぱり今とは関係が違ったので、今はすごく特別な気がする。
「振られた私の前でのろけないでもらえるかな?」
「ふっふふ~ん♪勝者の余裕♪」
「だ~っ!とにかく!二人とも早く起きてよね!」
それと、杏雫も真奈も、前より素直になったような気がする……
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