そして僕は今日も海に出る

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翌日、義人は帰って来なかった。 その翌日、そのまた翌日も… しばらくの時が経ち、義人は行方不明者として、島の人々に知れ渡った。 僕は海に出た。なんの意味も無く、ただ海に出た。 そんな毎日が続き、ある少年が僕にこう聞いた。 「何故、海に出るの?」 僕はこう答えた。 「海が好きだからさ」 そして僕は今日も海に出る 完。
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