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仙道「……まぁ本人がそう思ってるならいい……のかな」
弟「よくないです!! 俺は嫌だ!!」
兄「はははは、照れるなよ我が弟」
弟「っせぇ!!」
仙道「まぁいいか……ちょっとお兄さん借りていきますね」
姉「あ、どうぞどうぞ」
弟「返却不要ですので」
兄「えぇー、もう少し家族と過ごさせてくれても…………」
仙道「あなたは!! 一緒に来た相手が、『弟妹の匂いがする!!』とか言って、群がる人々の頭上を飛び越えていっちゃって、再び合流するために三十分以上探し回った人の気持ちが分かりますか!!!!」
兄「それについては、本当に、申し訳ないと思う」
仙道「かなり似てるジャック・バウ○ーの物真似なんて誰も求めていません!! 私が欲しいのは誠意ある謝罪です!!!!」
副会長「……一瞬本人かと錯覚するほど上手かったですね」
佐奈「というか三十分置き去りって……さすがに酷い」
春斗「というか何かさらっと言いましたけど、『頭上を飛び越えていった』ってどういうことだ」
親一「結構な数の人なんだが……」
会長「それが先輩クオリティ」
会計「それで済む問題なんですか?」
仙道「全く、置き去りにするなんて……あなたにとって私って何なんですか!!」
姉友(! 今の台詞、フラグが――――)
兄「従業員兼居候」
姉友(ばっきばきに折られた!!)
仙道「………………っ!! バカっ!! もう、バカぁっ!!」
兄「えぇっ!? 事実じゃないか!?」
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