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そう言うと、女の子は頬を赤く染めて熱っぽい視線を俺に浴びせてくる
……何ですか、これは
これがフラグが立ったってやつですか
でも俺、この手の雰囲気苦手何だよなー…
「あー…ごめん。用事思い出しちゃった」
俺はそう言い残すと、素早くその場を後にした
後ろで女の子たちがブーブー言ってるのが聞こえたが、気にしていられない
俺は少しでも早く、あの雰囲気から逃げたかったんだ!!
用事があると言ったものの、本当に用事がある訳ではないので、俺はブラブラと学校内を歩いていた
すると、前方に見知った背中を発見
村瀬の背中だ
この数ヶ月で、村瀬の背中を見ると飛び付くというのがすっかり癖になってしまった俺
そんな俺は、何時も通り村瀬に後ろから抱き付いた
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