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「あぁ!!よろしく!!」
きっと今の俺は満面の笑みを浮かべているだろう
だって頬が緩んでるのが自分でもはっきり分かるし
まぁ、それくらい村瀬と知り合いになれて嬉しかったってことだ
「……………」
「…村瀬?」
俺の顔を見たまま固まってしまった村瀬に、俺は訝しげに声を掛ける
「…あんたの笑顔って……いや、何でもない」
「へっ?」
いや、何でもなくないだろう
確実に何かあっただろう
…もしかして、俺の笑顔がキモかったとか?
うわ、ごめんなさい!!
その後、担任が来て体育館まで誘導されるまでずっと、俺と村瀬は話をしていた
なんと、村瀬と俺はほとんどの趣味が一緒だったのだ
音楽も漫画も芸能人までも!!
そして極めつけは中学の時の部活だった
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