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「悪い、待たせたな」
「全然♪じゃあ行こうぜ!!」
俺はニコニコと笑いながら答え、歩きだす
村瀬はそんな俺を見て、小さく微笑んでいた
あぁ、認めてやるよ
この時の俺は確実に浮かれていた
だって、気の合う友達に大好きなサッカー、そしてサッカー部には俺の大好きな人が居ると思えば、浮かれずにはいられないだろ…?
「うわぁー、やっぱり中学の時よりグラウンドもでかいなー」
「すげぇな。流石名門校」
そうなのだ
俺たちの学校はサッカーの名門校で、力を入れているため、設備が半端なく良い
うん、ここに入学して本当に良かった
「おっ?俊ちゃーん!!!!」
俺はその大きなグラウンドを走っている人物を見付け、手を振った
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