第1章 天罰判決即執行

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息を殺した。 ドアが開くと同時に押しのけ、逃げる。 相手の脳みそを白一色にする。考える隙は与えない。 ドアがゆっくりと開き始める。 喉を唾がゆっくりと流れていく。 「……!? ぬはっ」 「え……」  予想外だった。 ドアから出て来たのは生まれたままの姿のレディ。しかも、かなり好み。 せ、せめてバスタオルで隠…… 「……」  頭が真っ白になったのはお互い様。目の前の女神の視線がやけに下向きだったのに気付いた俺。 言葉が全く出て来ないまま、視線の先に目をやる。 「……オーマイガー……」  生理現象。俺の息子が反応を抑えきれていない。 「……ハハハ」 「キャアアアア! 変態ぃ!」
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