第1章 天罰判決即執行

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完全にアウト。 女神の叫びを合図に俺は風呂場から駆け抜けた。 女神の柔肌を押しのける。 風呂場は抜けたがまだ外ではない。更に言えば、俺も生まれたままの姿だ。 さすがに全裸で街を歩ける程、俺は変態ではない。 とは言え、下着から上下まできちんとしている時間はない。 適当に開けたクローゼット。そこにあったロングコート。 「こいつしかねぇ!」  全裸にロングコートって十分変態だが、贅沢は言っていられない。 ロングコートを羽織ると一目散に窓から家を後にした。
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