起床

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『プルルル^^プルルル^^』 朝の6:00目覚ましが鳴った。 「はぁ~」あくびをしながら煙草を吹かす...  いつものパターンである。煙草を吸いながら作業服に着替え、トイレを済まし、朝ご飯を食べずにさっそうと玄関を出る。 「寒いな~💤💦」 駅まではいつもバイクで行っている。 ブルブル震えながら信号を待っている。そして発進... すると駅前の池でいつもすれ違う親子がいる。 見る限りでは、50代前半ぐらいの男性と女子学生だ。 毎朝、一緒に駅まで行っているようで、珍しく思っている。 「あの親子、仲良いんやなぁ。最近の女の子は父親と距離をとりそうなイメージなんやけどなぁ..」 と、思いつつ、いつもの駐輪場へバイクを止めた。 管理人さんが毎度の  『行ってらっしゃ~い』 「はぁい」 朝は得意な方ではないので、目が覚めてくるまでは、若干無愛想な自分である。 そしていつもの時間、いつもの場所で電車を待ちながら参考書を読んでいる。
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