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あなたと私は違うもの
***
いい人すぎて嘘臭い、は初めて言われたよベイビ-
私はそのまま、無理なんてしてないさベイビ-
私の腹の底の真っ黒なんて凌駕してしまうほどアンタは黒いんじゃないかベイビ-
「その鼻がへし折られてしまえばいい」
私の不幸をあなたが喜んでくれるのなら、幾らでも
嘘だけど。
自分の見聞が広く深いと思っている人ほど浅ましいものはないよ。
それは自分の価値観で判断しているんだろ?
じぶんがいいと思っているからだろ?
さて問題だ、じぶんって何だと思う?
きみのほんとうはどこにある?そして誰が証明する?
果たしてきみにはそんな相手が存在するのかい?
***
赤い首輪で私を締め付けて
まだ願う
わたしとあなた
あなたは誰だった
あなたは誰になった
あの首輪が私をずっと
私はずっと
だからさよならが来たから
おなじ間違いをまた繰り返して私は育っていかない
いつでもあいしてるけどだいきらい
いつでもあなたを思うばかり
わたしが悲しがっているから
わたしはわたしが可愛いから(だってあなたはわたしをかわいがらないから)
わたしはもうつかれたから
わがままなんか言いたくないし
あなたはわたしを誰よりも愛していると思えない
あなたはそういう幸せを
わたしは違う幸せを
持っているならそれまでで
いつまでも乞うと思うな糞やろう
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