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「ふぅ、やっぱりお風呂はいいわねぇ」
「そうですね」
リオとクゥエルがまったりと広い湯船に浸かっている。
「…にしても広いお風呂ですね」
クゥエルが浴室を見回しながら言う。
水色のタイルが敷き詰められているだけの素朴な感じの浴室だが、湯船の後ろには存在感のある大きな富士山が描かれている。
「ええ、日本では『銭湯』っていうらしいわ」
「戦闘?」
「いいえ。せんとー↑じゃなくてせんとー↓よ。『銭を払って湯に浸かる』ってことかしらねぇ。ま、私たちはタダだけど」
「でもなんで日本式のお風呂なんだろう?」
「さぁ?でも、こうやってのびのびと入れるお風呂って気持ちいいじゃない?」
「…それはそうですね。疲れが癒される気がします」
クゥエルはある程度ゆっくりしたあと、湯船から出ようとする。
が、後ろからリオがクゥエルの腕を掴む。
「?」
「まぁまぁ、もう少しゆっくりしていきましょ?」
「ひゃ!?」
そしてリオは後ろからクゥエルの胸部に手を伸ばしてきた。
「あらあら、育ち盛りね~。可愛らしいわ~」
「ちょ、リオさん…やめ…」
「うふふ、ちょっとだけよぉ♪」
リオはニコニコしながらクゥエルの体を触りまくる。
「や…そこはダメですっ…」
「いい声になってきたわ。ほら、もっと聞かせて…」
「アッー!」
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