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アッシマーが踵を返したそのとき、一閃のビームがアッシマーの脚部を直撃する。
「ぐぉっ!まさか…そんなバカな!」
アッシマーはバランスを崩し、真っ逆さまに落ちてゆく。
「う!うそだああぁぁぁぁ…」
その下には、腕を伸ばしたバイアランがいた。
「言ったでしょ、希望を捨てなければ這い上がれるって…」
バイアランの落下は止まらない。
「推進剤が切れたみたい。ちょっと無理させちゃったもんね…」
そのまま逆さまに落ちていくバイアランは、とうとう地面に墜落した。
「な、なんだ!?」
突如の轟音に、エスペランサとクアドリガのメンバーが駆けつける。
「バイアランが…」
「そんなバカな…おい、コクピットを開けるぞ!」
ボブはバイアランのコクピットハッチを開けた。
「…嘘だろ?」
アユミは額から血を流し、意識を失っていた。
「アユミ!アユミぃ!」
クゥエルがアユミに呼びかける。が、返事はない。
「…私のせいだ。私が守ってあげられなかったから…」
「バカ言え、俺が嫌がるアユミを無理やりバイアランに乗せたから…」
クゥエルは泣きじゃくり、ボブは上を見上げ、リオは必死に涙をこらえ、キールは驚愕を顔に浮かべる。
「…くそっ、頼む!返事をしてくれよ!アユミぃいいい!!」
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