第一章

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ある土曜の夜、歌っていると友達からの電話で 「メンツが足りんけぇ来てくれんか?」 とのことだった。 彼は迷うことなく、 「おう、今から行くわ」 と答えた。 ギャンブルが大好きな晃弘は、もちろん歌うことよりも麻雀を選んだ。 だが、その日は運が悪く全く勝てずにすぐにやめてしまった。 まだ1時くらいだから、街に戻ってまた歌おうと思い、街に向かった。
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