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「…ねぇ、みぃちゃん」
「んー?」
「最近…変な夢を見るんだ…なんか、リアルな夢」
「え、どんな夢?」
私は「夢」を話した
「それは…」
「ちょっと前から同じ夢ばかり…段々リアルになってく……」
と言いながら卵焼きに手をのばした
「霊でもついた?」
「まっさかーw」
思わず噴くとこだったw
「ん~…でも、怖い話とかでもあるじゃん?だから、心配なんだけど;」
「多分大丈夫だよ、うん!」
そう?で終わらせた美波だけど
不安が募るばかりだった
そして二人は午後の授業も終わり、教室で楽しく話していたはずだった
「あ!時間大丈夫?今…6時だけど」
「私は大丈夫だよ!みぃちゃんこそー」
「私はぜーんぜんっ。意外に外が暗いよねw」
「うん…ね、雨降りそうじゃない?」
窓から見上げた空は、今にも雨が降りそうで胸騒ぎもした
「そーだね…帰る?」
(…き………さ………………
「えっ!?」
「ん?まだ帰らない?」
「違うよ;…みぃちゃん、何か聞こえなかった?」
「うーん…沙月の声は聞こえてるw」
「そだねw…二人だけだもん…ね……」
(…さ………どれ…
「……みぃちゃーん;」
私は思わず抱きついた
怖かったもん…絶対に何かの声……
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