1:村は陽気だきさくだな

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ここはとある村だ。 この村には色々な住民が住んでいる。 例えば、気さくな住民、ゲンキ。 力持ちのリキ。 秀才のガク。 自然の妖精、リョク。 とにかくよりどりみどりだった。 この村の住民たちは、どんな困難も、皆で乗り越えてきた。 例をあげるとしたら、森の大きな木が村に、倒れる、という事件もあった。 しかし、完全に倒れる前に、リキが木の真ん中を持った。 木はすごく長く、そこには、リキとゲンキしかいなかった。 皆は、村から遥か遠くにある、オトオク山にハイキングに行っていた。オトオク山は、森とは反対側にある。 ここでゲンキの出番だ。 ゲンキは急いで木の上に登り、オトオク山の方に駆け出した。 ゲンキには、こっちに行けばオトオク山に着くことくらい、分かっていた。 一方、オトオク山では、これまたハプニングがあった。 巨大熊が襲ってきたのだ。 ハイキング組は、ここにゲンキがいてくれたら…と思った。 そこにやっとゲンキが着いた。 ゲンキは来た瞬間、危ないことを察知し、皆を避難させ、殴り蹴りで見事熊を撃退させた。 ゲンキは皆に木の事を話して、皆を村に帰らせた。 皆の影が跡形もなく消えた後、ゲンキは熊をひょいと持ち上げて、皆のいった後を追った。 一方リキは、バランス感覚も良いため、木は落とさずに済んでいた。 リキは辺りを見回して、村の皆を見つけ、急いで助けを求めた。 ゲンキは皆に見付からないように、熊を自分のテントに放置しておいた。 ちなみにここの村は家ではなくテント暮らしだ。 しかし、普通とは違うテントで、広く、大きいので、人は軽く、2~30人は入れるのだ。 後、ここは、スーパーではなく魚屋、肉屋、野菜屋等に分けられている。 食料も、現実世界とは変わらない。 さてそんな話はともかく、ガクとリョクでどうにか一時はなんとかなり、燃やして木を無くす案を思い付いた。 ゲンキは油と水と木の棒を持って根っこの方にかけていった。 何回も木の棒に摩擦熱を加え、やっと火がついた。 根っこの方に着いたので、根っこに油を注ぎ、そこに火を付けた。 火のついた棒は、水に浸けておいた。 火はしだいに木を燃やしていった。 ゲンキは急いでリキの方にかけていった。 ガクは燃えない紙をリキに持たせた。 時間を省略させてもらい、火はとうとう枝の先にまで来た。 リョクは地面を掘っていたかと思うとそこから温泉が湧き出た。
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