2:米の重さは1トン辺り

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さてさて今日は村にお米屋が来る日だ。 お米屋とは、屋台ではなく、荷台の上に米俵を乗せた商人である。 来る日は日曜日に限っている。 どう〇つの森のカブ〇バのようなものだ。 ゲンキは、 「今日の米は最高の重さでいくつくらいだ?」 と聞いた。 するとだった。 商人は、 「1トンだよ。」 これには皆が吃驚した。 今までの最高の重さは200キログラムくらいだった。 なのに今日はそれの五倍というすごい重さだった。 「今日は何故か凄い量の米が採れたんだ。だからその1割を売りに来た。」 1割ということは、もとは10トンもあったということだ。 正直、これはリョクも驚いた。 何故ならば、 「今日は豊作だよ。」 と麦が言っただけだった。 リョクはせいぜい、600キログラム位だと思っていたからだ。 なのに、それに更に400キログラムが加わり、1トンになった。 皆は驚く事しか出来なかった。 中でも一番驚いたのはリョクだった。
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