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さてさて今日は村にお米屋が来る日だ。
お米屋とは、屋台ではなく、荷台の上に米俵を乗せた商人である。
来る日は日曜日に限っている。
どう〇つの森のカブ〇バのようなものだ。
ゲンキは、
「今日の米は最高の重さでいくつくらいだ?」
と聞いた。
するとだった。
商人は、
「1トンだよ。」
これには皆が吃驚した。
今までの最高の重さは200キログラムくらいだった。
なのに今日はそれの五倍というすごい重さだった。
「今日は何故か凄い量の米が採れたんだ。だからその1割を売りに来た。」
1割ということは、もとは10トンもあったということだ。
正直、これはリョクも驚いた。
何故ならば、
「今日は豊作だよ。」
と麦が言っただけだった。
リョクはせいぜい、600キログラム位だと思っていたからだ。
なのに、それに更に400キログラムが加わり、1トンになった。
皆は驚く事しか出来なかった。
中でも一番驚いたのはリョクだった。
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