【 ヒ サ ル 】
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もともと白い犬だったのが、毛皮が血だらけで、遠目に赤っぽく見えたのです。 頭や手足等から血がポタポタと滴り落ちて、息苦しそうでした。 そいつは急に、私達の方に頭を向け走り出しました。 ケガのせいか動きは遅いのですが、吠え立てることもなく、ひたすらフッフッと荒い息を吐きながら、こっちに向かってくるのが、逆に不気味な感じがしました。
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