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キヒサルが現れると、猟師と杣は手分けして山狩りをします。
人と違って、キヒサルは道を通るとは限らず、その一方で、火や金物の音を恐れるので、松明を持って銅鑼や半鐘、鍋などを叩いて、山裾から山頂へ追いやるようにします。
キヒサルが近くにいる気配は匂いで分かるそうです。
(私が聞いた話では、キヒサルが近づくとサビのような匂いがする、となっていましたが、
これは金気臭い匂いではないかと推測します)
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