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次の日の朝、僕は落ち込んで一人なぜだろうと考え込んでいた。
「いい夢は続かないものだなぁ・・・」
そうつぶやいた僕にその返事をくれる人は誰もいない。
大学に行く準備を終わらせ、昨日残りで朝食を済ませた僕は、家を出て大学に向かった。
そして大学に向かって歩いてるいる途中、一人の女性とすれちがった。
さまざまな人とすれ違っても全く気にしなかったし、顔を見なかったが、その情勢の顔は不意に目に飛び込んできた。
そして一瞬しか顔は見えなかったが、なぜか親近感を感ぜずにはいられなかった。
「誰だっけ」
そうつぶやいたが、その答えが出るまでに時間はかからなかった。
その女性とは夢に出てきた彼女だった。
慌てて振り返ったとき、彼女もこっちに向かって振り返ってきた。
「あのぉ、何か用ですか?」
優しくかけてくれたその言葉は僕の中にすっと入ってきた。
「失礼かと思いますが、もしかしてどこかで会いませんでしたか?」
僕は突然何を言っているのだろう。
だが彼女から返ってきたその言葉は意外なものだった。
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