スローモーション

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立ち上がった少女は背はちびっこいが、服は僕の学校の制服と同じ制服を着ていた。 「高校生なんだ…」 うっかりでた言葉が少女の勘に障ったようで、さらに顔をしかめる。 「私と同じ学校で私の事を知らないの…?」 「…すまん。わからねぇな。」 と言いつつ、何故かボンヤリ浮かぶ名前。 確か- 「夏目 ハルよ!!覚えておきなさいよ!」 あぁ、そう確かそんな名前。 …って! 「まさか…学校1の美幼女の!?」 僕がそう言うとハルはフンッと鼻息を荒くした。 「やっと分かったの?」 ハルはドヤ顔をして僕を見るが、そんな顔もここら辺の女子より断然可愛い。
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