りおとお子ちゃま神様と新撰組

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久しぶりに着た浴衣ってのは、どうもこうも歩きにくい。 草履も初めて履いたが、慣れてないせいか既に足が痛い。 そして、街中を歩いてる最中、女の人達がチラチラとうちの方見ては、頬を赤くしていた。 流架曰く、鈍いらしい。さっぱり分からん! 流架「はいっ、新撰組屯所前に到着しましたー!」 そうこう考えてる内に、無事に新撰組の屯所前に着いた。 りお「あー、歩き疲れた。で、ここが新撰組屯所?」 流架「そーだよ!それでは私の案内は此処までだから、後は頑張ってね☆」 流架はそう言って、うちの前からスっと消えた。 本当に神様なんだな。 にしても、どうやって入るんだよ。 勝手に入ったら不法侵入でぶった斬られるんじゃないか?
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