異変?

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紫 「いいえ、綺麗な殺し方はあるわ……桜が散ればその分の命が散る、まるで舞うかの様に」 満月 「……幽々子の殺し方だな」 紫 「なんで知ってるのかしら?」 紫は驚いた様な表情で満月に言った 満月 「さぁな、自分で確かめ……はぁ」 満月はそう言いかけてため息を吐いた 何故なら、紫が戦闘体勢に入って満月を見据えていたからだ 紫 「力ずくでも教えて貰うわよ?克也ちゃん……手伝ってくれるかしら?」 克也 「勿論だよ、僕は紫お姉ちゃんの味方だからね」 克也は紫の言葉にそう返して紫から下ろしてもらった すると、克也はポケットから扇を2つ取り出して両手に持って開いた 満月 「へぇ………来なよ」 満月がそう言うと紫はレーザーの様な弾幕を満月に向かって放つ 満月はそれを避けながら紫達の方向へ駆けていくが、近付けば近付く程、レーザーが満月の身体に掠っていく 紫 「予想外ね」 紫は誰にも聞こえないくらい小さく呟き、弾幕を濃くしていった 満月 「ッ!」 満月はそれを掠りながら避けて後ろにバックステップで下がっていった
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