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克也
「僕の事も忘れないでね!」
いつの間に克也は満月の後ろに回り込んでおり、軽く舞うと満月は地面に叩きつけられていた
満月は片手を軸に克也を蹴り飛ばすとすぐに立ち上がり飛躍した
満月
「……残り1つ、また作らないといけないのか」
満月は蒼い水晶玉を取り出しそう言ってため息を吐くと蒼い水晶玉を壊した
一瞬だけ蒼く輝くが輝きが収まると満月の両腕には何十にも蒼い鎖が巻かれていた
満月は右腕に巻かれた鎖を5本、紫に伸ばすが片手で全て弾かれる
紫
「空中では身動きが取れないわよ?」
紫はそう言って落下している満月にレーザー弾幕を沢山放つが、満月が左腕を前に出すと5本の鎖が盾の形になり満月を守った
満月が着地をすると同時に10本の鎖がすぐに満月の両腕に巻き付いた
紫
「なんで、刀じゃないのかしら?」
満月
「多人数には刀よりコレの方が相性が良いからな」
満月はそう言うと、いつの間にか後ろにいた克也の腹部に左腕の鎖を巻き付けて宙に浮かせる
克也
「ばれてた?」
克也は冷や汗を流しながら満月に聞いた
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