59人が本棚に入れています
本棚に追加
深紅
「どうでも良いってどう言う事だよ、答えろ!」
???
「なんだよ、お前は、さっきから質問ばっかりしやがって……殺すぞ?」
少年はそう言うと深紅の首に刀を突き付けていた
深紅
「な、あっ、あ」
深紅は始めての恐怖に口が上手く動かずにパクパクとしているだけだった
???
「さて、俺の目的の為に死んで貰おうか、博麗の巫女」
深紅に突き付けていた刀を構えて、霊夢に切り掛かった
ガキンッ
すると、金属同士がぶつかり合う鈍い音が響いた
ゼロ
「なんとか、間に合いました」
そこには大鎌で少年の刀を防いでいるゼロの姿があった
???
「チッ、あそこで心を折っておくべきだったか」
少年は誰にも聞こえない位、小さく呟いた
???
「予想外だな、此処は逃げるか………次はないぞ、博麗の巫女と只の人間」
少年は深紅と霊夢を睨みつけて一瞬で消えた
ゼロ
「……霊夢さん、大丈夫ですか?」
ゼロは大鎌を何処かにしまって霊夢の方を向いて言うが、霊夢は俯いて何も言わなかった
最初のコメントを投稿しよう!