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ゼロ
「霊夢さん!!」
ゼロは霊夢の肩を軽く揺らして声を張り上げる
霊夢
「………何かしら?」
霊夢は一瞬、驚いた表情になるがすぐに平然を装った様な表情になる
ゼロ
「霊夢さん、何があったんですか?」
ゼロは霊夢の肩から手を離して心配そうな表情で優しく言った
霊夢
「何もなかったわよ、まぁ……迷子になって襲われたくらいかしら」
霊夢は頬を指で軽く掻き苦笑いをしながら言う
ゼロ
「はぁ~、まぁ良いです……一旦帰りましょう、で…そこの人は誰ですか?」
ゼロは警戒しながら深紅を睨みつけて言う
霊夢
「彼は外来人よ、多分……行く場所が内から一緒に連れて行って良いわ」
ゼロ
「良いですけど、彼は飛べるんですか?」
霊夢
「………あっ」
ゼロ
「歩いて帰ると時間が掛かりますけどしょうがないですよね……そこの人をそれで良いですよね?」
ゼロは深紅を睨みつけながら言う
深紅
「……はい」
深紅がそう返事をすると、ゼロは霊夢の手を引いてスラスラと先に行った
深紅はそれを慌てて追い掛ける様に必死に跡を追っていった
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