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夜空
「じゃあ、そろそろ……反撃するから、ねッ!!」
夜空はそう言うと美鈴が後ろに後退りをした
美鈴
「相変わらず、その見えない居合切りは厄介ですね」
美鈴はそう言うと構えを解いてペタンと座った
夜空
「ふぅ、僕もこれは疲れるからあんまり使いたくないんだよね」
夜空はそう言うと刀を鞘に戻して美鈴の横に座る
咲夜
「……美鈴、何をしてたのかしら?」
美鈴
「夜空さんと軽い運動ですけ………ど」
美鈴はそう言いながら後ろを向くとニコニコしている咲夜が立っていた
咲夜
「兄様は何故、その運動に付き合ったのですか?」
夜空
「えっと、最近……鍛練をサボっててさ、あの居合いが出来るか確かめる為かな?」
咲夜
「むぅ、それならしょうがないですね……兄様は」
美鈴
「そんなぁ~、理不尽ですよぉ…咲夜さぁん」
夜空
「美鈴が可哀相だから、今回は許してあげてくれないかな?」
咲夜
「流石に兄様の頼みでもダメです」
夜空
「なら、しょうがないね」
夜空はそう言うと空を見上げた
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