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夜空
「何用だ、妖怪」
夜空は空を見上げている状態で、刀の柄を握り何時でも抜ける用にしながら、宙に浮いている女性に威嚇するような口調で喋る
幽香
「用件は満月に会いに来ただけよ」
宙を浮いていた女性、幽香はそう言うとフワリと地面に降り立った
夜空
「美鈴、通していいのか?」
美鈴
「は、はい…幽香さんは庭の手入れを手伝ってくれたり、ハーブを貰ったりとイロイロとお世話になってますから」
夜空
「そうだったんだ、すいません……そうとは知らずにご迷惑をおかけしました」
夜空はそう言って頭を下げる
幽香
「あら…さっきと雰囲気が違うわね、二重人格?」
夜空
「違うよ、昔の癖」
幽香
「ふ~ん、そう……そんな事より満月は何処かしら?」
咲夜
「では、着いて来て下さい……兄様と美鈴は引き続き門番をお願いします」
咲夜はそれだけ言うと幽香と一緒にスタスタと紅魔館に入っていった
夜空
「僕、里の警備しなくちゃいけないだけど聞いてないよね………はぁ~、先生達に怒られる」
夜空はうなだれる用に深いため息を吐いた
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